先ほど銀行に行ったのですが混んでました。25日だから当たり前か。昨夜、帰宅後日曜にリアルタイムで見られなかった大河ドラマを見ました。第25回ということでちょうど半分まで来たところで『白虎隊出陣』の回でした。あ〜いよいよ二本松に続いてまた悲惨なシーンになるんかと思っていたらそれは次回以降のようで、ちょっと安心。(ってなんだ)
白虎隊のドラマって赤穂浪士同様、年末とかによく放送されるんでどんな話かは割と知られているんではないだろか。また書き出すとキリがないので詳しくはWikiでどうぞ。
明らかに時代遅れだけども、なんとかしなければと薙刀で応戦しようと思う気持ちとか、銃がないなら刀があると義を重んじて会津に加担し続ける斉藤一とか…。
これっぽくない!?
すんません。やりすぎました。
単に道具だけの問題ではないけど、明らかにこれでは負け戦に決まってるのにストップできないという話は、日常仕事などでもよくある話です。そもそも最初っから引かなければならないことを主張していた家老、西郷頼母。実は吉田松陰と同じ年のようで、ドラマ中では吉田松陰は小栗旬なのに西郷頼母は西田敏行とはこれいかに!?というツッコミがヨメからありまして年代感覚がおかしくなりそうでしたが、両名とも(ドラマ中では)近代的な思想の人という描かれ方です。
まだ江戸時代だから武士の精神主義的なものが邪魔をして負けると分かっていても突き進んでしまったんだなぁと思っていたら、同じようなことを第二次世界大戦でもやっちゃってたというのを知ったときには、ひっくり返りそうになりました。現東京都知事の猪瀬直樹著『昭和16年夏の敗戦』というのを読んだときでした。
わざわざ総力戦研究所というエリートを集めて戦争の行方をシミュレーションをする機関を作って、こりゃあかんわという結果が出たにも関わらず、そのデータを正面から受入れられないでずるずるとマスコミの煽りもありつつ、なんとなく戦争に突入してしまったみたいな話でした。
まぁ自分もその(近い)昔、せっかくここまでやって来たんだからとか、ここで止めたらこれまでのものがムダになるとか、それこそここで引いたら男ぢゃない!とかでずるずるやってしまって失敗したという経験あります。ハイ。今でこそ事業計画の中にエンドストラテジーも入れておかないと!などと言えちゃいますが、最初っから負けると思って挑むヤツがあるか!と猪木にビンタくらいそうですので、失敗の方向に向かってしまったらどこで切るかを決めておくというのはなかなか難しいことなんですよね〜。
大なり小なりこういう場面ってこれからも出くわす機会があるんだろなと。
なんか最近デザイン関係の話からズレつつあるなぁ。