つらつらとtwitter見てたらこんなのがあった。
【大きな願望】プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい。みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい。シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります。皆さまの意見も参考にさせてください。そこから一緒に作りましょう! #ZOZO球団
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年7月17日
ネットで起業して成功した会社がプロ野球界に新規参入っていうと、ライブドアと楽天が名乗りを挙げてかなり騒ぎになったのがあって、それもすでに10年ひと昔の話だ。
結果、オリックスと近鉄が合併して、ひとつ空いたところに楽天が入って数は減りもせず増えもせず。『オリックス・ブルーウェーブ』は『オリックス・バッファローズ』となり、阪急ブレーブスの血筋は断たれ、その親会社の阪急は阪神と一緒になって今では『阪急阪神ホールディングス株式会社』だ。だったらたまに『阪急タイガース』って名乗ってもいいんぢゃなかろうか(笑)
https://www.buffaloes.co.jp/
↑単にwww.buffaloes.co.jpって昭和40年生まれの野球少年には近鉄としか思い浮かばない(笑)
プロ野球に限らず、プロスポーツチームのオーナーになろうとするのは、今も昔も広告塔として利用価値があるからだろう。プロスポーツが野球だけだった戦後は資本力のある企業、主に鉄道会社と新聞社がメインに球団運営がなされて来たわけです。そのほかに映画会社があったり、70年代だと太平洋クラブとかクラウンライターという、それ以外の企業が参入し、やがてお菓子や飲み物、さらにはハムといった食品会社が球団を持つようになったわけです。あと、そういうのを売る大手スーパーも入って来ましたね。
何れにしてもその時代の一番華の成長著しい企業とか、戦後インフラ復興に絡む企業、鉄道は沿線に人を集め、球場までお客さんを運ぶためとか、新聞はそのうちテレビとも手を組んで毎日のように話題になる野球に関する記事を載せて購読者を広げられるしで、それぞれ持つ理由があったわけですね。
で、時代の変化とともに球団を持つべき企業の種類が変わって来た。
先に挙げたIT企業と言われたライブドアと楽天が名乗りを上げたのも、時代の流れから見たらありえなくない出来事だったわけで、ライブドアは残念だったけど楽天という新しい球団が出来て、IT系という意味ではかつての南海をソフトバンクが、大洋ホエールズをDeNAが横浜DeNAベイスターズとして引き継いで来た。
その流れでここへ来てまだ正式に社名にはなってないけどインターネットから起業したZOZO(現株式会社スタートトゥデイ)がプロ野球球団を持ちたいと名乗りを上げられました。
おぉ〜久しぶりにプロ野球新規参入の話だ! セパとも球団増やしたっていいのではないか! と思ったのですが、かつて野球少年で今ではほとんど興味がなくなってしまっている身としては、それでもやっぱりまだプロ野球なのか!? という気もしたわけです。
上記の通り、もうすでに戦後のような役割は終わってると思うし、プロスポーツの理念も『地域密着』を謳ってるのなら、それほど全国にファンを増やすという目的は大きくはないように思います。自分が子供の頃のように民放テレビで夜7:00から9:00まできっちり放送があるわけでもないし…と思ったわけです。
そこで念のためと思って、プロ野球観客動員数ってどーなってるんだろと思ってググってみましたら、あら、自分の認識不足発見!
https://www.baseball-lab.jp/column/entry/134/から引用させていただきます。
記録の残る1950年、プロ野球の観客動員は年間421万人、1試合平均で4323人という規模で開催されていました。時を経ること60年余年、プロ野球は年間で観客動員数2200万人を超える規模に成長しました。長い歴史の中で観客動員は右肩上がりに成長を続け、2004年には2445万人に達します。
何とテレビなんか見てないで観戦に行ってたのか! そいえばDeNAなんかはファンサービス中心にいろんな改革して動員数が増えたって言ってこと思い出した。で、この数字の扱いも変わっていたので、実質2014年がプロ野球観客動員数最高の年だったようです。
順調に数字を伸ばしてきたプロ野球でしたが、2005年に約450万人減という前例のない規模の落ち込みを経験します。これには2つの要因が絡んでいると考えられます。2004年に起こった球界再編騒動の余波、そして観客動員数の実数発表への移行です。それまでの観客動員数は実際にカウントされた数字ではなく、概数で発表されていました。現在の観客動員数も厳密には実数ではないとのことですが、限りなく近しい数字を計上することで実態に沿った形で発表を行っています。
なるほどなぁ。これだけでも新規参入の価値ありってことか!? かつて野球少年だった人がしばらく離れていて、また新たに興味を持つようになるキッカケって何だろなぁ。その辺りのこともすでに考えているんだろうなぁ。
ちょっと興味が湧いて来た。(←現金なもんで)