実はテレビゲームと言われてた時代からあまりゲームをして来なかった。
中学時代のインベーダーならちょっとハマってたけど、その後のゲーセンで格闘ゲームにハマるとかファミコンの類に夢中になることがなかったので、あまりよくゲームのことはわからない。仕事としてゲームのパッケージやら取説のデザインとかはやっていたけど、それを自分でやってみることもほとんどなかった。
『Googleの新ゲームサービス「Stadia」まとめ:これは歴史に残るぞ』を読んでみて、ゲームのこうしたありようから、いわゆるソフト、アプリケーションとハードの関係ってこうなって行くのではないかと思った。
これまでアプリがヴァージョンアップするとOSもヴァージョンアップし、それに追いつこうとしてまたアプリがヴァージョンアップし…という繰り返しで、アプリやOSが機能強化して処理能力が求められるとハードもより力のあるCPUを搭載したものを必要として来た。もうずっとこれの繰り返しで終わりのない追いかけっこ状態だ。
クラウドコンピューティングっていうのが出て来て、あらゆる処理を各人手持ちのアプリやハードでやるんではなくて、クラウドで処理しますぜ、というのが広まって来た。その仕組みの流れで出て来たのが『Stadia』なんだと思う。
データ量の多いファイルをサクサク扱うためには、CPUやGPU性能の高いパソコンなり端末が必要だったけど、その性能はそんなに高くなくてもクラウドで処理するから大丈夫っていう流れ。
動画編集なんかやっているとすごく実感できるけど、同じハードソフト環境でSD画質で30分ものを編集してた時とHD画質で30分もの編集していると、プレビュー確認するときやレンダリングするときのサクサク感が全く違うあの感じか。映像でなくてもエクセルで膨大なデータ扱うとき、その重さはかなりのものだ。
こういう負担がなくなるのは大歓迎だし、クラウドがこれまでのハード・ソフトの追いかけっこを終わらせてくれるのではないか!?という期待だ。
気がつけば自分が現在仕事で利用しているアプリケーション、AdobeをはじめMicrosoftやDropbox、Evernoteなど、全部クラウドサービスのものになってしまっている。だけどローカルのストレージにアプリが入っていてそれで作業しているのだけど、それが無くもし通信障害が出てネットに繋がらなくなったらどーする!? という心配はつきまとう。
間もなく出てくる5Gだけど、これを利用して今後IoTが進むんだろう。通信障害って出るときは出るしこれはなくならないんだと思われるけど、通信障害が起きた場合の回避策なってのも、ちゃんと裏で進められているならいいのだけど…
家のドアの鍵の開け閉めもスマホでとなったとき、電波状態が悪くて鍵が開けられないとかってなったらどーする!? という対策。きっとあるんだろうなぁ。知らんけど。