どうも土日のキャンプで鼻風邪ぴーたみたい。さすがに夜は寒かろうとトレーナー着て寝袋に包まってたハズが、暑くて汗かいて飛び出して寝てたからだと思う。ダメだねぇ。
PDFに関してあれやこれやとググったりしてると印刷物制作のためのPDFは『PDF/X4』でとのお達しがよく見られます。元々ポストスクリプトベースのPDF/X-1aで入稿ファイル作っててこれからPDF/X4が主流になる(なってるのか!?)らしい。このPDF/X4のメリットって何かと言えば、OpenTypeのフォントでアウトライン化せず埋め込んで、ポストスクリプトに依存しないファイルにできる。ということなんだけど、個人的にアドビがポストスクリプトを発明したからDTPが可能になった偉大な発明。と思ってたオイラとしては、『ポストスクリプトに依存しない』というところにチト驚いたのでした。
PDFの規格の変遷をまとめると…
PDF/X-1a → PDF/X-PlusJ → PDF/X3 → PDF/X4
となっていて代を経るごとに対応条件が広がりつつあるようだ。
でも単なる僕の認識不足なのか、やり方が古いのかわかりませんが自分の仕事に関して実はたいしてPDF入稿は求められてはおらず、イラレなりInDesignなりそれぞれ.ai .inddで入れて事が済んでおります。最も前のブログで書いたように不特定多数相手のオンデマンド系格安印刷に関してはリスク回避のため、PDFでの入稿が推奨されるんだろうけど、直前まで何が起こるかわからない系の仕事は、なじみの印刷屋さんとタッグを組んで挑んだ方がこちらも何かと心強いもんです。ハイ。
それはそれとしてやはり『ポストスクリプトに依存しない』方向をアドビが目指しているというのに興味があります。デジタルの世界はこうしてどんどん変わって行くのだけど、印刷物を作る側としてはPDFであれ.aiであれ.inddあれ、色鮮やかに出してもらえたらそれでいいわけで(クライアントさんも)その善し悪しはRIPによるんだろうから、どーなんだ!?と、もうちょっと勉強しないと掘り下げられないなぁ(苦笑)
そんなこんなで印刷物制作のためのPDFもまだまだ深そうですが、電子書籍としてのPDFってどーなんだ?という側面もあります。こっちの方が一般人に関わりが出て来そうですが、マニュアルとか捨ててしまうのもちょっと惜しい感じの本は自炊サービスに出してPDF化してもらい、iBooksアプリに入れたりして読めるようにしてます。PDF=電子書籍ってのはちょっと暴論なんだろうけど、各ページが単なる画像ではなく、文字がちゃんとOCRで読み取られていて、文字のコピペだって出来るわけだからPDFの応用範囲の広さって大したもんだなぁと思うわけです。
割と自炊体験のある人っているのかな!?
オイラは自分ではやらないけど、PDF化サービスを結構利用してます。まぁ、このサービス、これはこれで法的にどーなんだ?という議論もあるのですが、せっかくのPDFを利用しないなんてもったいない!くらいには思ってます。このあたりの話も下手すると誤解招きそうだけど、ちと調べてみるかの。