すったもんだありましたが、2018年10月6日で築地市場の営業は終了となります。
築地市場の営業終了・豊洲市場移転に向けた見学の終了について▶︎
場内での買い物や食事はもうこれで最後かなぁということで、9月26日にちょっと出向いて参りました。
いつものコース・パターンで締めるということで、鰹節とダシ粉を求めて波除神社前のかつおぶし『松村』へ。ちなみにここは場外だからなくならない。
ここのダシ粉(鰹・鯖・鮪)は味噌汁に入れたり、やきそばにかけたりするとさらに旨くなる。
で、いよいよ場内へ。ここから入るのもこれが最後。
この先に吉野家の第1号店がある通り。その他にも『ふぢの』とか『印度カレー』など、むか〜しからの店が。
吉野家の隣に位置する『魚河岸水神社』は取り壊されてる最中のようでした。豊洲のどっかにひっそりと祀られることになってるのかな!?
で、メシですが、『磯野家』で冬なら牡蠣ごはんにカキフライだったり、夏の終わりくらいからは秋刀魚丼が出て、それらを堪能しておりました。春に来て以来で、秋刀魚かなぁなどと思いながら現地へ向かいますと張り紙が。
それは残念ですが、仕方ない。豊洲で続けられるのかどうなのか、まぁ敢えて調べる気もないのですが、あのレトロ感たっぷりの市場の食堂っぷりがよかったんだよねぇ。なのでこれで永遠にお終いならそれでいい。その勇姿を何枚か。
ということで、ならばどこで何食うべきか、しばらくあちこち放浪して決まったのが天丼。
エビの尻尾も食べて、場内へ入って行く。
『しらす』を買うのだ。
しらすもいろんな産地のものがあって、大きさや乾燥の度合い、もちろん味と、いつも味見させてもらうけど全部よくてどれかひとつに決めるのが難しい。大金持ちになったら毎朝メイドさんがしらすの升を7種類くらい用意して今朝はどれにいたしますか? と聞かれるようになりたい…(可能性の低いお話でした)
で、しらすを購入したらいつもプラプラと見て回る。たまに大量のマグロの中落ちが激安でパックで売ってたりするのだけど、この日はもう遅かったか、ほとんどなかった。
上から全体眺めたいと思って、階段登って駐車場スペースへ出る。その途中でカーブがきれい。
豊洲市場にはこういうカーブや曲面というのがないんだろうな。直線、四角四面の世界なんだろう。アール・ヌヴォーからアール・デコへ。とは違うかw
上に出てみて、こういうの見るとまぁ、そろそろ建て替えって話にはなるよなぁと。
とぼとぼと歩いて最初の3枚の写真を撮ったところへ到着。
これ書いてるのが2018年9月29日(土)で、あいにくの雨だけど人出も多いんだろうなぁ。最後と言いつつあと1回くらい行ったりして…
築地市場がなくなるというので、場外までなくなると思っている人もまだいるのかもしれない。名称をどうするかという議論があったらしい。
移転後も「築地場外」名称を維持
いろいろと議論がなされてようやく豊洲へ移転。関東大震災がきっかけで日本橋の魚河岸が築地に移転となった時にもいろいろあったんだろうなぁ。
やっぱりダシ粉を買いに、場外には来ることになるんだと思う。