日々気温も上昇し、日中25℃の日も珍しくなくなりまして日の暮れるのも遅くなりました。個人的には気温が高い方が体の調子はいいのでこのくらいがちょうどイイ感じです。今朝もシャツ1枚で出かけて(ズボンはいてます)電車に乗るまで、あるいは降りて事務所に向かう途中でいろんなお店の前を通過します。
前から気になっているのだけど、こういった札というか看板!?の出し方。
朝の準備中という意味で、裏か表か知りませんが『本日の営業は終了しました』側にしているお店もあるわけです。へ理屈な話と言えばその通りなのですが、今日も元気に営業するにあたって鋭意準備中!くらいの勢いなハズであるのにずいぶん気の抜けたことをアピールするもんだなぁと思わないでもないところです。
お店の1日のはじまりから終わりまでを正しくアナウンスしようとすると準備中、営業中、営業終了を意味する3つの文を用意しとかないといけない。でもそれらを告知するには、1枚の板のオモテとウラでは足らないから営業中の前は準備中か営業終了で告知せざるを得ない。これから営業だってのに営業終了ぢゃお客さん入って来なくなるかもしれないぢゃないか! と思いつつも、本日の営業は終了しました側をやむを得ず見せているんだろなと。やっぱり1枚の板の表と裏だけでは物理的に3つ表現するのは困難なわけです。あ〜ウザいなオレw
さて、ではこのことでずーっとアタマを悩ませている、あるおそば屋さんのために良いアイデアを出してやってはくれぬか?という依頼があったとしたらどーしよか…。まぁ内容は違えど大なり小なりこんなような相談を受けることが仕事だったりもするんですが、文句言うなら代案を出せ!的風潮に則って考えてみるw
A.
物理的に1枚足りないというのなら、もう1枚余分に用意して「準備中、営業中、営業終了」を準備。スペースひとつ余るので、そこはよくある場面対応用に利用する。街のなんとか医院だと「学会出席のため休診」とかいいかも。これ言われるとぢゃー仕方ないと思っちゃうのは権力に弱い証拠か!?
B.
その札(看板)やめて小さなメッセージボードを買って来てそれに都度、「準備中、営業中、営業終了」の意味するところを手書きする。
手間を惜しまない人なら朝の準備中の他に、今日のランチのお薦めなんかひと言付け加えたりするのかなぁ。親しみを込めて。
C.
いっそのこと開店前は何も表示させない。「営業中、営業終了」だけなら準備中の時に何も表示させないことにする。
今10分で思いついた3案。さらに時間をさいてこれ以外の案を考えるか、それぞれの案を発展させて行くのか…。こうして3案出すとたいていお薦めはどれですか?と聞かれるのだけど、この3案の中だったらB案どうですか?と振ります。でもこの3案のうちB案がお店の人にとっては1番メンドーだ。ごにょごにょ言って話がそのうち逸れて後日決定したのがC案になるか、こちらからの提案すべて却下のどちらかだったりするんである。
デザインに限らずよくある話なのか!?