ネットでも紙媒体でも、写真は大事です。

まだ7月上旬なのに東京でも軒並み35℃の日が続いております。山梨で39℃ってなんだ!? 人の熱あるかないかの話かと思っちゃいますよ。9月中旬までこんな感じが続くのでしょうか。梅雨もショボくてあっという間に終りましたので、水不足も心配だし電力も原発止めたままで大丈夫なのかなど気になります。

それでも働かないといけません。私のような仕事だとクーラーの効いた事務所で基本、デザインやってればいいので常に外回りの営業の方々に比べれば暑さに対しては優遇された環境ですが、連日の仕事のあれこれに対応しているとそれでも熱くなります。

さて、ここんとこウェブサイトの更新、新規ページ追加作業中心に動いているのですが、つくづく思うは写真の大切さです。写真とは…wikiペディアによると

中国語の「真を写したもの」からである。

とありまして、英語のphotographは

photo- は「光の」、-graph は「かく(書く、描く)もの」「かかれたもの」という意味。

とあります。また漠然とただ写真で画像検索してみたらこんなの出ました。
写真でググったら
真を写したもので写真とはよく言ったものですが、そうとは限らないのが今の世の中。アートとしての印画紙にプリントされた写真からチラシに使う紙の上の写真、さらにはケータイ、スマホはカメラでもあるのでネット上でも写真と言われるデータが多数飛び交っているわけです。

仕事柄、写真を自分で加工できるようになったことに当時えらい鼻息荒かったです。フォトショップと呼ばれるソフトの出現でしたが、パソコンで自分で合成したり好きな色味に変換したりと、これいじってることがクリエィティブ!?とすら思い込んでいた若い時代もありましたw

写真は大事!といろんな意味でみんなどこかで思っているんではないでしょうか。自分をより良く見せるために、第一印象がやはり大切と言われると良い写真を手に入れようとするのが情というもんです。今では写真の加工サービスが無料有料問わずたくさん存在します。
無料で写真加工や画像編集ができるWEBサービスまとめとか。

こうしてブログを書いていても文字ばかりだとなんか圧迫感感じて読みづらい気がします。ましてや何かの説明や宣伝をするということなら百聞は一見にしかずでして、写真あるいはイラストなどがあると伝わり方の効果倍増です。

我々何らかの商品の宣伝の仕事に携わっていると写真抜きには仕事にならない部分がありまして、人を撮ってもらうならこの人、商品撮影なら(ブツ撮りとか言いますが)この人と、何人かお願いする人が決まっていたりします。

以前、CDジャケットの仕事でぺーぺーのデザイナーだったころ、撮影現場に付いて行きましてその様子を見せてもらって、こんな撮り方するのか!とびっくりしたフォトグラファーがいました。その人はミッチ・イケダという人で、ロックな写真はこうやって撮るのかと当時ビビりながら見ておりました。あちこち自分から動き回り叫び声上げながら被写体煽って、なんかの対決シーンみたいな感じでやはり私ビビっておりました。

普通スタジオで人物撮るときってあっちこっちからライティングして三脚立ててじっくり撮るもんだと思っていましたが、カメラは手持ち、ライトは自分の上からひとつ被写体に当ててるだけ。たまに望遠レンズに変えてたかな。

「なんでライトこれだけなんっすか?」って聞いたら、
「だって太陽はひとつでしょ?」と。
カッコよろしいなぁと今でも思います。
ミッチさんの写真はこちらから。
やっぱりネットで見るのとでは、生プリントのあの迫力は感じにくいと思うけど。

マニック・ストリート・プリーチャーズやオアシス、プライマルスクリームなどで有名ですが、ある日打ち合わせのときに生プリントを見せてもらったとき、ゾクゾクっとした覚えあります。このジャケットの生プリント見たとき感動したなぁ。あれこれミッチさんの写真アップしたいけどもちろん勝手な掲載はNGですので、アマゾンのページからジャケ写だけ拝借。
マニックスジャケット

まぁ、ロックミュージシャンの撮影の時の話、しかもミッチ・イケダさんの場合なので特別だったのかもしれませんが、あんな現場から上がって来たプリントを見た時のゾクゾク感は後にも先にもあの時だけでした。最近写真見てブルブルってしてないなぁ。

ということで、ロックミュージシャンの撮影の話になってしまいましたが、これブツ撮りでも言えることでして、ホンモノよりもいい感じに思えるくらいの写真には感動するもんです。シズル感があるって言うんでしたっけ!?

モノには必ずきれいな部分カッコイイ部分があるので(もちろん人も)、その角度を見つけていい感じで抜き取ってやる!という意気込みで撮られた写真には、やはり人を吸い寄せる力があるもんです。

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