Ustreamに関して2015年12月1日に衝撃的なニュースが届いた。
商品体系を全世界で統一するため2016年2月1日からUstream, Inc.による直接運営に移管することになりました。
ということでもうあと10日ほどなのですが、Ustream Asiaが事業撤退、日本での展開を終えるといった見出しがネット上で踊っておりました。
時代の寵児Ustream、ひっそり撤退…なぜ視聴者&配信側に見捨てられた?甘さがアダ|ビジネスジャーナル スマホ
Ustream Asiaがアジアから撤退、国内向けサービスはどうなる?
見出しだけ見ていたら、もうUstreamは利用出来なくなるのか!?と思ってしまいそうですが、上記の運営移管についてのお知らせの中で
現在、アドフリープラス、プレミアムメンバー、無料プランでご利用いただいているお客さまにおかれましては、2016年2月1日以降もこれまで通りにサービスをご利用いただくことができるよう準備中です。また、Ustream Bizプランおよび請求書払いのアドフリープラスをご利用のお客さまには別途担当者がご案内いたします。
とあるので、Ustream自体がなくなるわけではなさそうだ。
しかしこれまでのUstream Asiaでのサービスがなくなり、Ustream, inc.に移管ということなら、日本語でのサービスはなくなると考えるのが順等だと思われます。
なぜUstream, inc.に移管せざるを得なくなったのかは、上記リンク等から見解が伺えますが、Ustreamが出て来て『これは使える!』と鼻息荒く配信のための機材やソフトを揃えて配信を行って来た者としては、とても寂しいことです。
でも、こうなったのも仕方ないかなぁと思われる出来事がここ数年ありました。それはちょっと厳しいなぁと思うサービス改変ですね。
例えば、途中動画広告が入って来るとか、パスワードを発行してそれを知らされた人しか見れないようにする機能が制限されたとか、一番大きかったのは、配信した動画のアーカイブがひと月後には自動消去されるというものでした。それが嫌なら有料サービスに登録せよということになり、最安でも毎月9,800円ほど必要になり、無料だったものがいきなり最低でも9,800円も毎月支払う必要が出て来るって、それはちょっと…とUstreamの利用を今後どうするかと考えることになってしまいました。
ニコニコ動画は、一般的なイメージですが、オタクのメディアで我が社のビジネスに関する配信をするメディアとしてはどうなんだ?というクライアント側の懸念もあったので、Ustreamでの配信が無難的な流れが少なくとも私の周りではありました。
でも今となってはニコニコ動画の方がライブストリーミングとしては知名度も高くなり、『ニコニコ超会議』には一般企業の参加も多くなって来ていることから、オタクのメディアという印象も偏ったものになりつつあるようです。
それにしても現段階でのそれぞれのトップページを見ると勢いの差が明らかでやはりUstreamの元気のなさを感じます。
どうやって配信するんだ?といったことの情報もUstreamのサイトの中では詳しく説明されることはなかったので、僕もこれまでにこのブログで色々と書いて来たのですが、ニコニコ動画の方では事細かな説明ページが設けられています。
と、ここへ来てダメな部分をあげつらっても仕方ないのですが、Ustream, Inc.に移管された後、使い勝手がどうなるのかは見届けたいとおもいます。
そして今後、ライブストリーミングは何を利用するのがいいのか、あのYouTubeでもYouTubeLiveというサービスをやっているし、それ生配信に拘る意味はあるのか!?など考えながら利用していきたいと思うところです。
また別の機会にそれぞれのサービスを試してみて、わかったことなど書いて行こうと思います。