ネットって今でもやっぱり弱者のためのメディアなんだなと

おはようございます。9月10日なのにひと月前と大して変わらない暑さがつづいてますが、個人的にはこの方がいいと思っていますよ。はい。
大河ドラマもいよいよ平家が傾き始めた様子を漂わせておりまして、このドラマはどこまで描くのか気になっております。普通、主人公が死ぬのが最終回なんですが、第一回目に頼朝さんが平家が滅んだ報告を受けたシーンを思い返せば、清盛の死後、壇ノ浦の戦いまでやるのではと思うのですがいかがでしょうか。
鞍馬に預けられた牛若も遮那王となり出て参りました。以前のドラマ『義経』では、壇ノ浦の戦いの回はかなりの高視聴率だったようで、それを考えるとやはりそこまでやるんではないかと勝手に思っております。

さて、ブログやらツイッターやらFacebookやら、もちろんメールとこれらがないと個人的にも仕事的にも困る状態になってしまっております。前々回のブログでネット普及率など見てみましたが、なくなっても大丈夫という人はかなり少数派かと。
一言で便利と言ってみても、これほど個人がそれぞれの用途に合わせて安価で、もしくはホトンド無料で自由に使えるメディアはなかったわけです。インディーズ系バンドのライブや小劇場系演劇の告知はまずチラシを作っていたと思います。チケットも手分けして自分らで一生懸命売り回ってましたっけ(これは今もそうかな)。
最も紙メディアは今でも人に何かを伝える大事な手段ですが、ネットってやはり4大メディアのカウンターとして出て来たものだと思いますなぁ。つまり弱者のためのメディアだなと。

ここ数年、ソーシャルメディアと言われる“個人のため”のインターネットサービスがあれもこれも出て来ておりまして、個人的には今のところ送るも受取るもfbとツイッター、映像系でYoutubeとustreamで十分。Lineになるともうわかりません。Google+とかPinterestってあまりやっても便利に思えないのですが、それぢゃいかんのかなぁ(笑)

会社という組織がこのソーシャルメディア、フェイスブックやツイッターをうまく使いこなすにはどうしたらいいかといった話題をときどき目にします。うまく使いこなすという意味はたぶん、うまく人を集めるという意味なんかなと思いますが、会社のホームページの運用の延長みたいに考えて取り組もうとするともうアウトなんではないかと思っております。

その昔、会社がホームページを持つというのが急務だった時代、なんで会社のホームページって面白くないんだろうと、誰もが思ったと思います。(今もそうですけどね)あ、ちなみにホームページっていうのは本当は立ち上げたときに現れるindex.htmlのページ、トップページのことで、ソニーのウェブサイトとかアップルのサイトっていう言い方が正しいと思います。

で、会社がうまくフェイスブックやツイッターを使いこなすにはみたいな話を目にすると、またウェブ制作ラッシュの時代を繰り返すのかなぁとか思ってしまうのです。ソーシャルメディアだともっとやっかいだなと(笑)で、ググってみたらこういうの見つけた。

ソーシャルメディアの活用割合(公式Twitterアカウントとの併用率)goo research様より

やっぱり個人と個人が繋がるためのメディアであるわけなので、会社がプレスリリースみたいな無味乾燥な文言をソーシャルメディア上に放ってみても誰も読む気にならないですよねぇ、基本的に。
フェイスブックもツイッターも個人にリーチするという特性から、チラシを作って一人一人に手渡しするのと同じ効果が得られる、と捉えて取り組むのは最もなことで、自分もそう思うのです。ただ、フェイスブックやツイッターに記載する文章って個人から個人へ伝える言葉、親近感を感じるものとかでないと、単なるスパムになってしまってかえって逆効果になってしまうと思います。

ソーシャルメディアの運用目的 goo research様より

でも、会社として発信する情報だとしたら、社員の誰かが勝手に好きなこと発信すればいいというわけには行かず、会社として責任の取れる内容でないと怖くてやってられない。という判断もあるでしょう。それも正しいことだと。ということは会社、より規模の大きい会社ほどソーシャルメディアって使い勝手が悪いメディアであるのが普通であって、最初に書いたように、弱者のためのメディアとしての機能が優れているものだとしたら、なおのことそう思うわけです。自社Facebookページに掲載する記事、稟議回して〜なんたらかんたらで今日買書きたかった話は一週間後という…。さすがにそれはないと思いますが。
ま、大きな会社には優秀な人が多いんだからきっと誰かが面白く利用する方法を見つけるんだと思いますが(笑)

丸亀製麺ってホントうまいこと、嫌みなく売り込んできますよねぇ。ソーシャルの使い方がよくわかってる人、それが好きな人が担当になると効果的なんでしょうねぇ。(もちろん色々と研究してるんでしょうけど)

そう思うとやっぱり小さい会社や組織こそ、そのトップの人が自ら使い倒すべきメディアなんぢゃないでしょうか!?
ソニーや東芝の社長さんがコツコツそんなのやってられないっすよね…。

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