本日12月7日は19:00より大学の同窓・忘年会ということで20数名が遠くは兵庫県芦屋や石川県金沢からも馳せ参じて来られるご婦人(昔のぎゃる)もおられまして、年々人数も増えて来ております。なので19:00には店じまいとさせていただきます。
で、その話とは何も関係ないのですが、『黄金比』って呼ばれるバランスの良い比率がありまして、デザインを生業とする人ならたぶん学校で習ったことなんでしょう(オイラ美大出てないからそんな授業あるのか知らんけど)。最初聞いた時はずいぶんと大袈裟な表現だなぁと思ったとおもいますが、単に金ではなく+黄100%なのである。エバラ黄金のタレとか黄金伝説とか黄金バットとか、とにかく絢爛最上級たる有様を表現する言葉というイメージがあります。今日会うことになる昔のぎゃるたちにも黄金時代があったのだと思います。ちょうどバブルのジュリアナ時代だったしなぁ(笑)で、なぜにこのいいバランス・比率のことを黄金と付けたのか気になりますが由来はよくわかりません。ググり方下手なのかな。
黄金比、黄金分割のよくある図はこれ
DDN Japan様ブログよりより深い理解のためにちょっと拝借
赤い線で示されている部分ですが、なんとツイッターの画面もこの比率で設計させていたんですねぇ。この赤い線の部分ってのはまず正方形がありましてその右側にだいたい61%分の長方形をくっ付けて横長になった長方形の縦横比率が1:1.6180339…となっているのがもうめっちゃイイ!ってことです。(ちょっと表現がアホ杉田か)
ツイッターの画面もこうして見せられて、あ〜そうだったんだと気がついた程度だったのですが、普段いちいちこれは黄金比に沿ってレイアウトされているのか!?って意識してません。平面の印刷やウェブデザインの仕事をしていると、ラフの段階でいろいろとレイアウトのパターン、どんなのがいいかなぁと試すのですが、そのときに使うテキストや写真やイラストやロゴやらを組み合わせて行く時に、ピタっと収まるカタチに出くわします。それでOKが出て印刷なりウェブ上で掲載されて後で見ると、黄金比になぞらえられてたということがあるんですよねぇ。作る時に意識してたわけではないんですが結果的にほぼそれに沿ってたと。
で、もうひとつあの名画も黄金比に絡んでたようです。
これ元が分からずすみません。お借りします。なるほどなぁ。ダ・ビンチコードも謎だらけですなぁ。
黄金比のことを見て行くとフィボナッチ数列なんて言うのも出て来るのですが、1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89...のように隣り合った数の和が次の隣の数になるというもの。とありました。数学が苦手で黄金比もフィボナッチ数列も数学的に説明ができないのですが、こうやって法則が出来てるものってのは見てて気持ちよく、感覚的に逆撫でされるようなことがない。これらの法則ってのはムリからに当てはめて作り込むというよりはなんだか気持ちいい感覚なので結果的にそうなったというものが多いのではないかと思いますがどうでしょうか。名刺ってよくあるあのサイズは黄金比が当てはまりますし、自然界ではひまわりの種の配置とかオウム貝のらせん構造もそういうことのようです。ま、このへんのことは深く突っ込んで行くと面白い話が見つかるので各々方でこの週末にでもお調べになってはいかがでしょうか…。
人が普通に見て、バランスいいなと思うものってのは大抵ブサイクには見えないもんです。
shape follows functionと言いますが、たぶんその逆もまた真なりかと思います。
さっきそこそこ大きな地震あったけど大丈夫かな?